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eスポーツ部がぶつかる壁…?

こんにちは、こねりです。
今日の話はまとめると

高校生のeスポーツ大会が沢山あるといいな

って話です。

なんでこう思うのかは最近私が
もやもやしていることにあります。

最近感じる「もやもや」

2月、高校生たちのeスポーツ全国No.1を決める大会、「全国高校eスポーツ選手権」が閉幕。
今年のNo.1が決まりました。

リーグ・オブ・レジェンド
ロケットリーグ
フォートナイト

の3部門で、予選を経て決勝大会に
進んだ高校は以下の通りでした。

リーグ・オブ・レジェンド
全日制:0チーム
通信制:4チーム
 
ロケットリーグ
全日制:2チーム
通信制:2チーム
 
フォートナイト
全日制:8チーム
通信制:32チーム

(参考:https://www.ajhs-esports.jp/

通信制高校は全日制高校に比べて
決勝大会での活躍が目覚ましい結果となりました。

“通信制高校が強い”

という背景には、通信制高校には
eスポーツコースがあるという特徴があげられます。

通信制高校はカリキュラムの一環として
eスポーツを扱っているので、
全日制高校に比べてゲームに触れる機会や
プロから学べる機会が多いなど、
さまざまな環境が整っています。

端的に言えば、
「eスポーツの練習をするために通う学校」
ということになるかもしれません。

一方で全日制高校は、
そもそも環境整備が必要であったり、
環境が整っていても
全日制学校のカリキュラムの後に
部活動としてeスポーツをプレーしていたりと、

「学校教育」+「部活動としてのeスポーツ」

という状況だと思います。
 
ここで、最近、壁……というか、
少し“もやもや”を感じるのです。

それは、

全日制高校と通信制高校の運営形態の違いという“仕組みの違い”が、大きな実力差を生んでしまっているのではないか

ということ。

近い年齢のライバルと競いながら
高めあえる舞台があることは、
とても大事なことだと思います。

ですが、変えがたい仕組みによる差があると
全日制のeスポーツ部に所属する
学生たちにとっては

通信制高校にはどうあっても太刀打ちできない

といった無力感を生みやすくもあるのでは
ないでしょうか。

他のスポーツってどうなってるっけ??

ちょっとわたし
他のスポーツでも考えてみたんです。

例えば「バスケ」。
(私がバスケやってたので)

高校生大会って言ったら、
インターハイが有名です。

インターハイに出場するくらいの
学生たちの中には「スポーツコース」とか、
スポーツにツ打ち込みやすい
コースに属していることがあります。

それはあくまでも
「部活動の時間を多く確保できる配慮が学校側からなされているコース」という意味。

カリキュラムにバスケコースがあって、
バスケについての座学や科学的に学ぶコース
というわけではないでしょう。

(もしそういった学校があったら私の無知です!すみません)

そうすると、インターハイのような高校生大会と、
eスポーツの高校生大会とは
少し性質が異なってくる気がします。

いろんな大会があったらいいな

あれこれ考えましたが、所属を問わず、
同世代が研鑽しあえる大会
っていうのもいいよなって思うんです。

そう、実力主義的な感じ。

それはそれで面白いと思います。
バスケで言うと天皇杯みたいな。
(※天皇杯はオープントーナメントなので、
プロ・アマ・高校生問わず参加可能です)

別の高校に通う生徒同士が組んで
最強チームを競うのも楽しそうです!

でもそれだけでなく、
もっといろんな形式の大会があると
楽しいのかなと思います。

バスケだって、インターハイだけでなく
ウィンターカップもあったり、
地域によっては新人戦があったり。
いろんな形式の大会があります。

練度を揃えた大会とかも面白そうです!
 
そういった大会を企画して
どんどん大きな大会になるよう
成長させていけたら楽しそうだな~
(できるかどうかは別として、妄想ですけどね)

まとめ

高校eスポーツは黎明期にあり、
まだまだ発展途上です。

だからこそどんな形にもなれるという、
いい点もあると思います。
 
今回の記事は、
「こうしましょうよ、皆さん」
っていう私の持論を押し付けるのではなく、

なんとなく

「高校eスポーツに携わる傍らで感じている
“もやもや”がこうなったらいいな」

といった夢を言語化しとこうという
自分への備忘録でした。
 

eスポーツを部活動として
頑張っている高校生たちが、
どうにもできない事情で
無力感を覚えることのないような環境が
整えられるよう、

微力ながら高校eスポーツの発展を
支えたいものですね。

普段無性にふざけたくなっちゃうくせして
真面目なこと書いちゃった。
 
じゃ、また次の記事で!

では。


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