学生のeスポーツメディアに関わって初めて生で高校eスポーツシーンを体験してきた話
先日2月に開催された
NASEF JAPAN
全日本高校eスポーツ選手権
の決勝大会に行ってきました!✨
BCN eスポーツ部に長いこと
関わってきましたが、
オンライン開催や別件など
さまざまなことが重なり、
今回初めて記者と一緒に
会場へ足を運ぶことができました。
記者が書いた記事はコチラから↓
(※各部門決勝のみ)
配信はコチラから🔽
その際に私が感じたことを少し
ここでまとめておこうと思います。✏️
①会場だからこそ生まれる臨場感や一体感
会場は東京・原宿にあるラフォーレ原宿6Fの
「ラフォーレミュージアム原宿」。
大会当日はお天気が良かったこともありますが、
何より建国記念の日でパレードを
開催していたこともあり、
原宿・表参道のあたりは人がいっぱい!!!😳
会場につくと中はこのように前方に
ステージと観客席、
そして運営や配信などに欠かせない
モニターやカメラなどの機材が
後方にひしめき合っていました。
会場入ったとたん感じる緊張感とわくわく感が、
やっぱり会場だからこそのものだなぁ
と感じました。
試合中は選手の学校の友達として
応援に駆け付けた人たち、選手の保護者、
出場校の先生といった
さまざまな人の熱気で、
会場が盛り上がっていました。
また、会場入り口ではこんな感じで
サイリウムと応援ボードが配られており、
試合開始までの時間、観客の皆さんは
選手応援用のボードを作成したり、
サイリウムを光らせたりして、
応援の準備を整えていました。
中には自前ですでに応援グッズを作ってきた人も!
ちなみに写真の「レポートやれ」
というコメントに関して伺ってみたら、
「選手本人に許可を取って書きました!笑」
って言っていて、
きっと普段から仲良しなんだろうな~、と。
選手との関係性も垣間見える
素敵なボードをみせてもらってました。☺️✨
試合中は選手を応援する掛け声が
飛び交っていました。
「○○ファイト―!」
「(チーム名)ファイト―!!!」
実は選手の応援をするために、試合前に
「○○がせーのっていうから
みんなで××がんばれーって言おう」
など相談している声も聞こえたりして、
なんだか学生の大会らしいな~って気分で
私も会場ならではの光景や一体感、
空気を楽しみました。笑
さらに、今回の大会ではプレー中の
ボイスチャットの内容を
聞けたことによって臨場感が増し、
一層試合にのめりこむ感覚を
味わうことができました。
選手たちがどんなことを考えているのか、
次の作戦はどうするのか。
観客もボイチャを通して少しだけ
知ることができました。
実況・解説陣からもチームが次にどうやって
動こうと考えているのか説明があり、
観戦する面白みが増していたと思います。✨
②学生ならではの熱
学生大会では、長くても3年間(高専は5年)
という限られた期間でしか
一つのチームに選手として
関わることができないという性質があります。
学校や個人によっては引退が早いこともあり、
実際に関われるのは2年と少しぐらい
ではないでしょうか。
そういった環境だからこそ学生たちからは
「このチームには3年生がいるので……」や
「ぼくたち3年生にとってはこれが最後になるので……」
とインタビュー中に話す子も。
”この時にしかできない”という
特別感がどこか学生スポーツにはありますよね。
青春だな~~~…
なんかみんなキラキラしてるな~~~…!!
なんかいいなーーーー!✨✨
そう思わずにはいられませんでした。笑
③今後にむけて
eスポーツに青春をかける学生たち、
そしてそんな学生たちが目標とする大会がある
ということは、大いに意義あることだな
と思いつつ、今後この大会がより
良いものになっていく必要もあると思いました。
例えば、開催時期や開催場所。
2月に決勝の開催ということで受験とも
かかわってきそうな時期です。
もちろん、こういった部分は
さまざまな学校へのヒアリングや検討のもと
運営側も決めていることだと思いますが、
いつ開催するのが
多くの学生たちにとって良いのか、
参加へのハードルの軽減も
今後の課題となってきそうだなと感じました。
また、これは私の願望ですが、
例えば高校野球でいう甲子園みたいに、
大会の開催場所が固定されると
ここを目指して頑張るんだ!
みたいな気持ちになりやすいんじゃないかな
と思いました。
そして、運営する側としても
毎年のノウハウが蓄積されてゆき、
より大会が運営しやすくなるんじゃないかな~
と思っていました。
(素人の考えなので現実はもっと違うかもしれませんが)
第一回となる全日本高校eスポーツ選手権は
終わってしまいましたが、
そういった高校生たちの
青春を味わえる映画が公開となりました。
ぜひeスポーツに打ち込む高校生たちの
青春の物語を劇映画で
味わってみてはいかがでしょうか?
BCN eスポーツ部でも
日本初のeスポーツ劇映画
『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』
の関係者へのインタビューをしてきたので
ぜひそちらもあわせてご覧ください。