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そういえば昨年の今頃は

新型コロナで明け暮れた一年が終わろうとしています。年末に向け、各メディアでも今年を振り返るニュースが増えています。ということで、編集部メンバーも昨年の今頃は何をしていたのだろうかと振り返ってみました。

・東京・新宿のカウンターバー

新婚のリョウヘイはこともあろうか、クリスマスにある方とバーで飲んでいました。そこは、東京・新宿にオープンしたばかりの異色のカウンターバー。1日に300人が訪れるほどの賑わいをみせ、テレビでもよく取り上げられていました。喧騒に紛れていれバレないと思ったのか、有名人だったら文春砲ものです。それにしても、今年も文春はあばれていましたね。

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・PCR検査センター

風邪をひかないことが取り柄だったダイスケは、昨年のこの時期はのどをひどくやられて高熱を出して寝込んでました。今年はそんなことになったら大変。すぐにPCR検査です。BCNの会社がある東京・神田からも近い新橋駅や東京駅近くの民間運営のPCR検査センターが、たちまち予約で埋まることになるとは、昨年の今頃はまったく思いもしなかったことです。

・恒例の福袋商戦

フミは家電量販各社の年末恒例の福袋の抽選に応募して品定め。本来は年明けの初売りの目玉だった福袋商戦が、年末の恒例行事としてすっかり定着した感がありますね。今年はコロナ対策で3密を避けるために、ほとんどがネットでの抽選販売に。転売ヤー対策も兼ね備えられるネット抽選は、Nintendo SwitchやPlayStation 5など人気ゲームの購入でもおなじみのスタイルになりました。

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・あまり報じられないインフルエンザ

昨年は忘年会で飲み歩いていたタケシは、一方で小学生の子どもが学級閉鎖にならないか、戦々恐々としていました。2019年第50週(12月9~15日)のインフルエンザ患者数は全国7万7425人で、前週から急増。東京都では学級閉鎖などの集団発生が297件。感染者数は都の人口全体の30%突破などといわれれば、最大の警戒をせざるを得ませんでした。

とはいえ、昨年の今頃はまだアルコールによる手指消毒やマスクなどはせず、今振り返ると無防備だったものです。アルコールが飲むだけではないことを知るタケシでした。

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もちろん、新型コロナは無症状でも陽性の可能性があり、知らずに感染を拡大させてしまったり、重症者が死亡したりするリスクがある恐ろしいウイルスです。しかし、インフルエンザも今振り返ると相当な猛威を振るっていたと思うわけです。

ところが、インフルエンザに関していえば、今年12月23日現在、都内の学級閉鎖はゼロ件。ウイルス検体検出数もゼロ件(昨年419件)で、タケシの子どもは今朝も元気に家を出て学校へ向かっていきました。

昨年の今頃と今年を比較してみても、赤いグラフは平らなまま。日ごろのマスク着用や手洗いなどによって、インフルエンザは制圧できていることがわかります。

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厚生労働省による2020年第50週(12月7~13日)における全国のインフルエンザ発生状況を見ても、今年はわずかに57件。昨年同期は7万7425件です。全国の学級閉鎖学校数も今年はゼロ校(累計でも2校)に対して、昨年同期は2007校でした。この数字をみても、インフルエンザは完全制圧できたといってもいいでしょう。

最後はインフルエンザのくだりが長くなってしまいまいバランスを欠いてしまいましたが、あまり報道されていないので少し強調しました。皆さんは昨年の今頃、何をしていましたか? 新型コロナが一日も早く収束することを願うばかりです。



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