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POSデータを見てみたらデジタル市場がわかった件

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販売データを基に前週の販売シェアや販売数量などの動向をダウンロードできるサービスです。これに加えて、製品の出荷動向や家電量販店の動向などの情報もワンストップで知ることができるマガ… もっと読む
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2023年3月の記事一覧

2023年3月4週|TCLが液晶テレビ市場で初めて3位に浮上

マガジン「POSデータを見てみたらデジタル市場がわかった件」では、 どれだけの家電製品が市場に出回っているか (=出荷動向)や、 家電量販店の売上は 昨年の同じ月と比べてどれだけ~か(月次売上高) などの情報をお届けします。 詳しくはコチラ👇 本記事「デジタル市場の動向を追う」では、 BCNが収集するPOSデータを基に目立った動きのあった市場におけるメーカー動向、市場の前年同週比、直近5週の動きをまとめています✍🏻 サンプルはコチラ デジタル家電の市場や 製品動向が把握で

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民生用電気機器の国内出荷金額は年度累計103.0%と伸長 -洗濯機・キッチン家電編-

今回は、生活家電や調理家電、空調機器など民生用電気機器の国内出荷動向についての第3弾をお届け🤲🏻 前回の記事はコチラ↓ 1月の洗濯機の出荷金額は過去最高の約321億円まず、 洗濯機の出荷実績はどうだったのでしょうか。 洗濯機には、3つのタイプがあります。 温風による乾燥機能搭載の洗濯乾燥機と乾燥機能非搭載の全自動洗濯機、そして洗濯槽と脱水槽の2つの槽を持つ二槽式洗濯機です。 JEMAでは、このうち洗濯乾燥機の出荷実績を内数として発表しています。 洗濯機に占める洗

民生用電気機器の国内出荷金額は年度累計103.0%と伸長 -エアコン・冷蔵庫編-

今回は、 生活家電や調理家電、空調機器など民生用電気機器の国内出荷動向についての第2弾をお届け🤲🏻 前回の記事はコチラ↓ エアコンは出荷台数が前年割れで、出荷金額は前年プラス大型・主要商品の動向を見てみましょう。 まずは、エアコンから。 年度始まりは3カ月連続で前年割れとなり、 6月時点での年度累計は台数・金額とも前年同期比80%台と低調でした。 7月以降は復調し、2023年1月は前年割れとなりましたが、2022年6~12月までの6カ月は出荷金額が前年プラスで推移し

民生用電気機器の国内出荷金額は年度累計103.0%と伸長 -家電全体の傾向編-

今回は、 生活家電や調理家電、空調機器など民生用電気機器の国内出荷動向をお届け🤲🏻 国内出荷統計を発表しているのは JEMA(日本電機工業会)。 会員メーカーによる自主統計調査という形で、 出荷台数と出荷金額を毎月集計しています。 参加企業は、 ①シャープ、東芝ライフスタイル、パナソニック、日立グローバルライフソリューションズ、三菱電機などの大手メーカー ②ダイキン工業やオムロン、象印マホービン、タイガー魔法瓶などの専業メーカー ③エレクトロラックス・ジャパン、ダイソ

2023年3月2週|INSTAX Linkシリーズがけん引、富士フイルムが約5年ぶりに首位

マガジン「POSデータを見てみたらデジタル市場がわかった件」では、 どれだけの家電製品が市場に出回っているか (=出荷動向)や、 家電量販店の売上は 昨年の同じ月と比べてどれだけ~か(月次売上高) などの情報をお届けします。 詳しくはコチラ👇 本記事「デジタル市場の動向を追う」では、 BCNが収集するPOSデータを基に目立った動きのあった市場におけるメーカー動向、市場の前年同週比、直近5週の動きをまとめています✍🏻 サンプルはコチラ デジタル家電の市場や 製品動向が把握で

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企業によって分かれた家電量販店の2月売上

今回は家電量販店各社が公表している月次売上速報をお届け🤲 月次売上速報とは POSによる受注金額を前年同月と比較したもので、 受注金額自体は公表されていません。 POSとは、 会計のときにレジでピッ!とやるアレのこと☝🏻 ピッ!とやった金額の総和が受注金額で、 決算の数字とは異なります。 なぜ、決算の数字と異なるのでしょうか💭 いくつかの理由があります。 まず、一般的に決算の売上には メーカーからのインセンティブ(=販促協賛金) も含まれているケースが多く、

2023年3月1週|2月でBDメディアの生産を終了したパナソニック、シェア減少

マガジン「POSデータを見てみたらデジタル市場がわかった件」では、 どれだけの家電製品が市場に出回っているか (=出荷動向)や、 家電量販店の売上は 昨年の同じ月と比べてどれだけ~か(月次売上高) などの情報をお届けします。 詳しくはコチラ👇 本記事「デジタル市場の動向を追う」では、 BCNが収集するPOSデータを基に目立った動きのあった市場におけるメーカー動向、市場の前年同週比、直近5週の動きをまとめています✍🏻 サンプルはコチラ デジタル家電の市場や 製品動向が把握で

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パソコンは出荷台数減少でも出荷金額は増加で推移

今回は、パソコンの出荷動向をお届け🤲🏻 パソコンの出荷統計を発表しているのは、 前回と同じく民生用電子機器の国内出荷実績を公表しているJEITA(電子情報技術産業協会)です。 集計は会員メーカーによるもので、参加企業は富士通クライアントコンピューティング、NECパーソナルコンピュータ、レノボ・ジャパン、Apple Japan、パナソニックコネクトなど8社。 ⚠️SurfaceのマイクロソフトやHP、DELL、ASUS、Acerなどの海外メーカーの出荷実績は含まれて

2023年2月4週|PlayStation VR2発売でSIEのシェア急騰、VRゴーグル市場は前年の約4倍に

マガジン「POSデータを見てみたらデジタル市場がわかった件」では、 「デジタル市場の動向を追う 」 「とりまここだけ見とけ通信」 を通して、 どれだけの家電製品が市場に出回っているか (=出荷動向)や、 家電量販店の売上は 昨年の同じ月と比べてどれだけ~か(月次売上高) などの情報をお届けします。 詳しくはコチラ👇 本記事「デジタル市場の動向を追う」では、 BCNが収集するPOSデータを基に目立った動きのあった市場におけるメーカー動向、市場の前年同週比、直近5週の動きをまと

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テレビの出荷台数は4カ月連続で前年割れ。22年度累計でも前年同期90%台と減少

今回は、テレビやオーディオのAV機器や車載用機器の出荷動向をお届け🗣️ 出荷統計を発表しているのは、 JEITA(電子情報技術産業協会)です。 毎月、同協会に参画している会員メーカーが 各カテゴリーの製品の出荷数量・金額を提出。 その数値をまとめて民生用機器の国内出荷統計として発表しています。 国内メーカーであっても同協会の会員ではない企業もありますので、国内で出荷される総台数・金額というわけではありません。 しかし、 いわゆる大手メーカーは会員となっており、